市販のシャンプーとサロンシャンプーの違い
もう幾度となく幾人もの理美容師が書いてきたネタですので、
今回は超ざっくり説明します。
単純にどちらが良いか?と聞かれると
即答でサロンシャンプーと答えます。
しかし、人それぞれ価値観や、どこに重きを置くかが違うのでこればっかりは一概にどっちが良いとも言い切れないのが本音です。
それぞれのメリットをあげてみましょう。
サロンシャンプーのメリット
・低刺激
・刺激の強い界面活性剤を使っていない、もしくは優しいものと併用しているものが多い。
・毛髪の補修成分など、高価な成分が含まれてることが多い。
市販のシャンプーのメリット
・良い匂いのものが多い
・安い
こんなとこでしょうか?
ざっくり言うと、シャンプーを作る上でお金がかかる項目がいくつかあります。
・界面活性剤(洗浄成分)
・補修成分(トリートメント成分)
・香料
界面活性剤は市販品も割とお金をかけるみたいです。
シャンプーなので汚れが落ちないと意味ないですそ、変なもの入れてかぶれたりしてもクレームになりますしね。
香料も市販品はお金かけるみたいです。匂いで選ぶ人も多いですので。
それプラス市販品はテレビコマーシャルなどの広告宣伝費に太い額を持っていかれてるみたいです。なので、もっとも大事な補修成分にあまりお金をかけれない。
そこで登場するのがシリコンです。シリコンは安価でツヤがでて指通りが良くなります。
なので、安価なシャンプーにはほとんどの場合これが使われています。
最近はノンシリコンのシャンプーも多くなってきましたが、シリコンを抜くだけで、肝心な補修成分を入れてないので、市販のノンシリコンを使うと髪がきしむなどの話を良く聞きます。
それに対してサロン品はノンシリコンの物が多く、広告宣伝費もほぼないので、その分しっかり補修成分などが入っているので、きしまずしっとりします。
そのかわり高価な成分を使っていることが多いので比較的に高額になりやすいです。
頭皮や髪の事を思うと、技術者としてはどうしてもサロン品を勧める事になりますが、
市販品の匂いであったり、コスパの良さに最大の魅力を感じているなら、市販品もありかもしれません。
皆さん一人一人の価値観やライフスタイルに合わせて最適なものを提案させていただきますので、
シャンプーなどでお困りの方はぜひ一度ご相談下さい。
サロンシャンプーの中にも色々なカテゴリがあります。その辺はまた機会があれば描きたいと思います。
それでは。
0コメント